エネファーム「パンフに虚偽」で東邦ガスを提訴


 エネファーム被害で提訴。エネファームが低周波音による健康被害で訴えられたって本当?!

関連拙サイト:エネファームによる低周波音被害


 そろそろ終わりの我が家のバラをまとめていた、お昼過ぎに、何時になく拙サイト「エネファームによる低周波音被害」へのアクセス数が多いのに気づいた。たどれば以下の新聞記事が今日の朝刊に出ていたようだ。中日新聞なら見たはずだがと改めて見てみたら有った。見れども見えずなのだったのか。

 それにしても金持ちの(と言うより大家族向け)エコ機器エネファームに、こうした”そもそもの計算間違い?”(=今時では虚偽記載というのだろうか)が有ったとは。東邦ガスのHPには単純に「いくらお得」とは書いてないので何とも言えないが、設置により、”電気の使用量が減って、ガス代が増えても合計では、年間で数万円はお得で、償却と定期的メンテナンス料を含めて何年か後には”お得”になるはずだったが、年単位で上回っては、エコ気分は別として、わざわざ高い設備をした意味が無いでしょう。

 で、東京ガスのHPを見たら有りました。「年間で約5〜6万円の光熱費削減!」、西部ガスでは「ガス料金と電気料金を合わせて年間約71,000円おトクです」とある。ガス料金の差か、使用設定の差か不明だが、東邦ガスも同じような範囲でしょう。回収できるはずの金額と実際の差は”8万円から9万円”のマイナスと言うことになりますから、設置原価は永久に取り戻すことはできず、使えば使うほど損することになるわけですから、弁護士が話すように、「ガス代が大幅に上がるという記載があれば、提訴した5人は契約しなかった」と言うことになるでしょうが、少なくとも、ガス代が、減った電気代く分らいは上がるくらいは覚悟すべきでしょうが、結局それ以上になったのでしょうね。

 さらにこれまでもエネファームの超・低周波音による被害者を出して居るという話もあり、エコキュートに続いてエネファーム騒音訴訟になってもおかしくない状況にあり、隣人から訴えられる前にエネファーム設置者は自ら早めに(時効があるようなので)PL法(製造物責任法)にでもよって設置解除(?)したほうが無難かもしれません。 


エネファームで「光熱費増えた」 設置費用の返金求め提訴

2014年5月19日 21時05分 

 東邦ガス(名古屋市熱田区)の家庭用燃料電池「エネファーム」のパンフレットに光熱費を大幅に節約できると誤解させる表現があったとして、愛知県内の利用者5人が19日、設置費用計約1300万円の損害賠償を求める訴訟を名古屋地裁に起こした。

 訴状によると、5人は2011年にエネファームを210万〜280万円かけて設置。当時のパンフレットには、ガスで湯を沸かしながら発電するエネファームで電気代を抑えられ、光熱費を年間最大で5万5千円節約できるとしたグラフなどがあったが、実際には冬場を中心にガス代が2〜3倍に上がって光熱費が増えたと主張している。提訴した名古屋市の男性宅では、電気代が年間6万円減ったのに対し、ガス代は同9万円増え、家計全体の光熱費が3万円増えたという。

 利用者側の西野泰夫弁護士は「ガス代が大幅に上がるという記載があれば、提訴した5人は契約しなかった」と話す。西野弁護士によると、エネファームをめぐっては、名古屋市の販売代理店にガス料金節約の誇大説明があったとして、東邦ガスが利用者4人にそれぞれ約150万円を支払って示談した例があるという。

 東邦ガスは「訴状が届いておらず内容が分からないため、現段階でお答えのしようがない」としている。

(中日新聞)


提訴:「パンフに虚偽」、東邦ガスを

毎日新聞 2014年05月20日 中部朝刊

 ガスから電気と湯を作る家庭用燃料電池システム「エネファーム」を購入した愛知県内の男女5人が19日、販売元の東邦ガス(本社・名古屋市)が作製したパンフレットに虚偽記載があったとして、設置費用計1293万円の支払いを求める訴えを名古屋地裁に起こした。

 訴状などによると、東邦ガスのパンフレットには、エネファーム導入によって光熱費が年間約5万円削減できると記載されていた。しかし、冬場は保温のために給湯器が稼働するためガス料金が高くなったとし、原告側代理人は「光熱費が年間約3万円増えた人もいる」と主張している。。【金寿英】

 140520


関連ページ エネファームによる低周波音被害 低周波音問題を穏便に解決することは非常に難しい110514

関連サイト 低周波音被害 隣家にエネファームが設置され、稼働を始めた日から私は低周波音被害者になりました。
111101


最後まで読んでくれてありがとう。

HOME