風力発電の発電電力量の「一般家庭」とは
世帯数を使った風力発電の発電量は完全に誇大宣伝?
この度の東日本大震災に伴う東京電力の計画停電のニュースで「東京ドーム球場の消費電力は約4千世帯分」などというニュースが出ている。ということでか、「一般家庭,消費電力」などで検索すると拙サイトの当ページが結構ヒットしてしまう。意に沿わないかも知れないが、逆に考えてみると、実はそうしたことを載せているサイトが実は無いと言うことになる。
そもそも。当ページは、「世帯数を使った風力発電の発電量は戸数の多さで風力発電の凄さを完全に誇大宣伝しようとしている」と言うコンセプトで書いたモノで、その時は風力発電が発電量の誇大宣伝のために、”各家庭の使用電力の数字を実際より少なめにし、世帯数を多くしようとする企み”ではないかと考えたのがそもそもで、その際の自力集計の数字は下記のように、一般家庭の電力使用量は3718KWであった。
然るに今回のニュースでは「08年度の一般家庭の1年間の消費電力が約4700キロワット時」などといっており、その差は実に1000KW 超で20%程の差がある。この違いは単にデータの入手先に依るモノであろうが、それにしても大きすぎる。先の原稿を書く際に、「一般家庭の平均使用電力」を知ろうと思って中部電力と東京電力に聞いたのだが、「一般家庭というのはあまりに多様で、電力会社としてはそうした数字は把握していない」ということであった。要するに電力会社的にはそうした数字は意味がない、と言うことなのだろう。
今回の新聞のデータは財団法人省エネルギーセンターに依るモノと有り、ここはどうも省エネを商売にしている業界団体のようである。で、そうしたところとしては多めの数字を言っておけばもし使用量が減った時などに効果的なのではないかと思ってしまう。最初から20%もさばを読んでおけば、その効果は一段と有ろうというモノだ。
常に、データの出所と使用意図は一度は考えてみよう。
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風力発電のニュースでは、しばしば、「年間予想発電電力量○○kW。これは○○世帯分が使う電力の○%に相当」とか「○○世帯の理用電力を賄うことができる」といった表現に出逢う。確かに、「発電量何万KW」等と言ったところで、私のような一般人には全然ピント来ない。そこで、一般人に解りやすくするために「これは○○世帯分が使う電力量に相当」と言う様な表現になるのであり、「東京ドーム何杯分」等とおなじ様な表現なのだろうが、実際の所日本中の誰もが東京ドームを見ているわけではないのだからピント来ないのは仕方ない。
で、フト、そもそも「一世帯が使う電力量」とはどのくらいのモノなのであろうかと思った。そこで、これだけ頻繁に出てくるのであるから、電力会社か政府系機関が何かそれなりの数字を示しているのかと思って調べてみたが、意外とヒットしない。
で、連休中の暇つぶしに、サイト上で見つけられる風力発電関係の事例を調べて、ヒットしたサイト幾つかの記述から、「一世帯が使う電力量」を逆算してみた。
その結果、風力発電が言う「一世帯が使う電力量」に使う数値は一定ではないことが解った。本来それは当たり前な事なのだが、宣伝に使う基礎の数字があまりにまちまちと言うか、実は”無い”のではないかor”まるでウソ”の可能性もあるのではなかろうか。
本来、電力使用量は季節変動が大きいので、月間使用量を出すことにはほとんど意味はない。が、各家庭が”自分ち”の電力の年間使用量を把握している様な家庭は少ないと思うので、一応、「(風力発電会社言うところの)年間発電量÷記述世帯数÷12(ヶ月)=…」で、月間使用量も算出してみたのが、下記の太字部分である。
@本事業は、兵庫県淡路市北部の丘陵地帯に定格出力24,000kWの風力発電所(2,000kWの風力発電設備12基)を建設するもので、発電電力量は年間約40,000万kWh(一般家庭約1万世帯の年間電気使用量に相当)、…
http://www.kepco.co.jp/pressre/2009/0130-4j.html
40000000/10000=4000/12=333.3
A下関市では初の風力発電所で、出力は25,000kW。約1万5,000世帯分の電力を発電する。年間約5,000万kWの発電量を見込み…
http://www.kyukeiren.or.jp/katsudo/geppou/0704/chiiki.html
5000万/15000=3333.3/12=277.8
B風力エネルギーにより発電した電気(年間約4200万kWh)の全量を東京電力株式会社に卸供給するものです。本発電所が運転を開始すれば、約12,000世帯が1年間に消費する電力量を発電する。
http://www.kajima.co.jp/news/press/200510/17c1fo-j.htm
4200万/12000戸=3500/12=291.666
C年間総数発電量は800万kWh程度と予想され、市内一般家庭約2,400世帯(全世帯の約16%)相当分をまかないます。
http://www.nef.or.jp/award/kako/h11/00syo11.htm
800万/2400戸=3333.3/12=277.77
D年間予想発電電力量:約38百万kWh(約10,400世帯分)
http://www.pref.shimane.lg.jp/kigyo/denki/fuuryoku/takano_f.html
38000000/10400=3653.8/12=304.48
E計画では、七基で年間一万九千メガh時を発電。これは市の二二%に当たる三九〇〇世帯分の年間電力使用量に相当する。
http://new-energy.jp/blog/archives/cat26/cat23/index.html
19000000/3900=4872/12=406
F発電量は年間約四八〇〇万`hで一般家庭一万一三〇〇世帯分に相当する時を見込んでおり、電力は四国電力に販売する。
48000000/11300=4247.78/12=354
G出力一五〇〇〜二〇〇〇`h規模の風車型(直径七〇〜八〇b)の発電機を約十基設置。年間の発電量は約三七〇〇万`h時を見込んでおり、一般家庭約一万世帯分を賄える計算。
370000000/1000=37000/12=3700/12=308.3
http://new-energy.jp/blog/archives/cat26/cat23/index.html
H年間発電量は約1,200万kwhを見込んでおり、一般家庭約3,400戸分の年間使用電力量に相当
12000000/3400=3529=294
http://www.washindenki.co.jp/news/
IJK熊本県の設置事例
年間発電電力量 |
約2,500万kWh |
約1,616万kWh |
約271万kWh |
一般家庭に置き換えると |
約7,100世帯分 |
約5,300世帯分 |
約700世帯分 |
http://www.pref.kumamoto.jp/site/newenergy-index/newenergy-02-01-2.html
追加
L風車の稼働率が約30%で、年約4100万キロワット時を発電し、標準家庭(月300キロワット時)なら約1万1千戸分を賄える。また、二酸化炭素の排出削減効果を年約3万トンと見込んでいる。
http://www.asahi.com/eco/OSK200811110050.html
世帯年間 3600キロワット時
Mたはらソーラー・ウインド共同事業
今回の発電事業により、環境への貢献は下記の通り想定しております。発電量:約67,500MWh/年(田原市総世帯の約9割に当る約19,000世帯の使用電力量に相当)
世帯年間 3553キロワット時
N
例えば、世界最大級の風車「MWT95/2.4」。*1直径が95メートルもある羽根の角度を自在に変えて強風でも微風でも効率よく発電する最先端技術を、その大きな体に秘めています。
発電力は2,400キロワット(kW)。これ1基で、およそ2,000世帯の家庭が使う電気をまかなうことができます。*2
以上をまとめるとそれぞれの風力発電設備が“能書き”で使用している「一般家庭約○○戸分の年間使用電力量に相当」の「一世帯の使用電力量」は表のようになる。
世帯電力使用量 | ||||
年間発電量 | 世帯分 | 世帯年間 | 月使用量 | |
@ | 40000000 | 10000 | 4000 | 333 |
A | 50000000 | 15000 | 3333 | 278 |
B | 42000000 | 12000 | 3500 | 292 |
C | 8000000 | 2400 | 3333 | 278 |
D | 38000000 | 10400 | 3654 | 304 |
E | 19000000 | 3900 | 4872 | 406 |
F | 48000000 | 11300 | 4248 | 354 |
G | 37000000 | 10000 | 3700 | 308 |
H | 12000000 | 3400 | 3529 | 294 |
I | 25000000 | 7100 | 3521 | 293 |
J | 16160000 | 5300 | 3049 | 254 |
K | 2710000 | 700 | 3871 | 323 |
L | 41000000 | 11000 | 3727 | 310 |
M | 67500000 | 19000 | 3553 | 296 |
N | 4209 | 351 | ||
平均 | 3740 | 312 |
繰り返すが、電力使用量は季節変動が大きいので、あくまで年間使用量で見るべきであって、月間使用量を出すことには意味はないが、各家庭で電力の年間使用量を把握している家庭は少ないと思うので、一応、月間使用量を算出してみると平均は「310」と言うことになる。
これが多いか少ないかは問題のあるところであるが、、検索中に出逢ったサイト、「環境@エネルギー」というサイトに、
「1世帯あたりの消費電力量は1ヶ月あたり約300kWhで,20年前と比べおよそ2倍になっています。…」(2003年12月現在)
と、あり、
また、財団法人 日本原子力文化振興財団の「日本の家庭用電力消費量(2007.06.06)」では304.7kWhと言うことであるので、310kwhと言うのは、まー、妥当な数字なのであろう。
この数字のバラツキは「世帯分」の“数字を切りよくする”ためのバラツキなのであろうが、254〜406と言う最少と最大で50%前後の開きがあるが、これは近似値に伴う誤差の範囲であろうか?
とは思っては見たが、元々、風力発電の年間発電量そのものが実際に稼働してみないことには実際の所の発電量は判らないと言う極めてアバウトなモノだから、統計学的には、そこから出てくる数字が全くアバウトであっても所詮全く問題ないのではあるが。
で、まー、ひとまず、お手元に、冷暖房を使っていない春秋時期のご自宅の電気料金領収書があれば比べていただきたい。
参考までに、我が家に残っていた平成21年2月分の”ご使用量”は686Kwh、3月分は710Kwhであった。3月の方が2月より多いのは、今年の2月は意外と暖かく、3月は意外と寒い日が多かったからであろうか。因みに、我が家は、夫婦二人、IHクッキングヒーターを使っているが、暖房と給湯はガスであるので、冬場の電気料は電気による暖房より少ないはず。因みに、4月529kWh、5月533kWhで、300kWhなどと言う月はない。
実際には、各家庭での電力使用量は家族構成や電気製品の使用状態などから大きく異なるであろうから、一律的に「一般世帯」「標準世帯」と言うのを想定することは実は、非常に難しい、と言うよりは不可能で、むしろ、「一般標準家庭」と言うのは現実的には存在しない様な場合が多く、「一般標準家庭」と言うのは、実はあくまで統計上で、「もし、もし…、ひとまず、とすればと言う」あくまで仮定の話であり、この「もしも」の一つでも変われば結果も変わってしまう訳で、これは税金の話でも良く出てくるのだが、これも一つの「統計のマジック」と言われるモノであろう。
しかし、それにしても我が身を振り返って、我が家の電力使用量は風力発電会社が言う「一世帯の使用電力量」の約2倍なのだから、余りに多すぎると思わざるを得ないのだが、皆さんのお宅では如何でしょうか?
そして、もし、多くの方々が300kWhを大きく超えているようでしたら、分母が大きくなるのだから、「これは○○世帯分が使う電力」の○○部分は必然的に小さくなり、それがあまりに多ければ、誇大宣伝と言うことにでもなるのでしょうが…。
と思っていたところ、NEDO海外レポート NO.968, 2005.11. 30「【省エネルギー特集】ニューイングランド地方の家庭用電力消費(米国)」に、
2001年、ニューイングランド地方の540万世帯における電力消費量は、米国全体の3.4%にあたる390億kWhであった(表D1-1:文末に掲載)。ニューイングランド地方の平均的な世帯の電力消費量は、米国全体の平均的な世帯の3分の2の水準であった。
と言う記述があり、これを計算してみると「390億kWh÷540万世帯=7222/12=602kWh(月)となる、これが 「米国全体の平均的な世帯の3分の2の水準」という事であるから、米国全体の平均的な世帯の電力使用量は903kWhと言うことになる。この602kWhとか903kWhと言う数字は電力使用量が非常に多いと言われるアメリカではあるが、我が家の例から考えると、ある意味非常に納得できる数字である。
因みにこのレポートは「ニューイングランド地方の世帯あたりの電力消費量が比較的少ない理由」が何故かを検証したモノであるのだが、日本では、あくまで、「省エネルギー」を促すための参考文献となっている。それにしても、アメリカの電力使用量が多いとは聞いていたが、これらの資料を単純に信じれば、アメリカの「一世帯の使用電力量」は日本の平均家庭の約3倍と言うことになるから、アメリカで風力発電が発電量の能書きを垂れるときには、「これは○○世帯分が使う電力」の○○部分は単純に日本での1/3になることになるわけだが、そもそも事業者は己に都合の良いデータの扱いをするのは当然としても、マスコミもこうしたことを全く調べもせず、いつまでも事業者発表の数字を鵜呑みにして、何が何だかよく解らない様な書き方をしているのであろうか。
そこで、最近の一世帯の使用電力量を電力会社に聞いたところ、「そう言った数字は把握していない」と言うことであった。では一体この300kWh時と言うのはどこから出てきた数字なのであろうか。「少なくとも10年以上前からそうであった」と言うことである。新聞は事業者が出す、まやかし的数字を丸呑みして、単純に記事にしている訳である。
と言うことで、「一世帯の使用電力量」は、国民に節電を促す時には大きな数字を、風車の能力を示すときには小さな数字を使い分ける意図が見え見えの日本の統計数値である。従って、少なくともこの際はアメリカの数字の方を信じたくなってしまう。そして、そうであれば、風力発電の宣伝の「年間予想発電電力量○○kW。これは○○世帯分が使う電力の○%に相当」といった表現の世帯数は少なくとも1/2ないしは1/3と言うことになる。即ち、世帯数を使った風力発電の発電量に関しては、完全に誇大宣伝と言うことになるのであるが、事実はどうなのであろうか。
少なくとも世界的規模の地球温暖化を叫ぶなら、「明日のエコでは間に合わない」などと、日本でセコイ省エネを奨励するよりは、まずはアメリカで、省エネを叫んだ方が余程効果的なはずなのだが、どうも国策にはろくなモノがないと、またまた思ってしまう。
もう一つは、「定格出力」「発電電力量」との関係である。ここにも大きな数字的マジックがあるが、それは既に指摘されているので敢えて触れないが、これも騒音と同じで、実際に稼働してみないことに判らない訳だから最大限調子の良い数字を出すのだろう。皮算用的に風車の導入を考えている様な自治体には是非とも念頭に置いておいてほしいモノである。
風力発電がダーティな発電であるという意味
"定格出力"に騙されやすい風力発電
さて、このところの話しとして、ご連絡いただいた分で”看板”を入手できるモノを。
@汐見先生の最新刊である「低周波音被害の恐怖 エコキュートと風車」が出版されました。
A建築ジャーナル5月号で“「エコ」と低周波音被害”が特集されました。P.4.5には低周波音症候群被害者の会臨時代表の窪田さんの活動が記されています。
0505,090504
2011年3月17日 21時16分
プロ野球の試合は、どれくらいの電力を必要とするのか。東京ドームは、ナイター開催日の消費電力量が5、6万キロワット時になるという。これを一般家庭の使用量に換算するとどうなるか。財団法人省エネルギーセンターによると、08年度の一般家庭の1年間の消費電力が約4700キロワット時。季節によって消費量に差はあるが、1日に換算すれば約13キロワット時。東京ドームは約4千世帯分の電力を消費することになる。
東京電力の供給先では、横浜スタジアムの1試合平均(デーゲームを含む)消費電力が約2万1千キロワット時となっている。 (共同)
そう言えば、今般の原発事故による放射性物質漏れでは、
「見えない放射能の健康被害は恐ろしい。しかし、私たちは普段から自然界の放射線を受けている。正確な知識と冷静な判断でパニックに陥らないことが重要だ。」(3/25日経夕刊「放射線 少量なら健康被害なく」)といわれている。それはもっともなことだが、
この書き出しを低周波音の"専門家"風に言い直すと
「聞こえない低周波音は健康被害はなく、全然恐ろしくない。何せ、私たちは普段から自然界はもちろん環境的にも低周波音は存在しているが、何の被害も無い。仮に、風力発電施設やエコキュートなどが近くに出来て低周波音を発していても、”そもそも低周波音は聞こえない訳だから、仮に風車やエコキュートが低周波音を発していてもその音は聞こえないはずだから、健康被害はない。何となれば聞こえない音を低周波音としたからだ。そして、聞こえない音は騒音被害はもたらさない”という事である。こうした、正確な知識と冷静な判断で仮に近くに風車やエコキュートが出来てもその騒音に対してパニックに陥らないことが重要だ。低周波音被害というのは有り得ない」(低周波音 短時間なら健康被害なく)というような事になるのだろうが、
問題は、放射線にしろ、低周波音にしろ、ぱっと見には、見えない、聞こえないから始末が悪い。問題はその暴露時間とそれに伴う被爆累積量だ。致死量とは言わないが、所謂「危ない量」に関して”正確な知識”がないからパニックになるのだと言いたいのだろうが、こうしたことに関するいわゆる専門家が言うところの”正確な知識”というのは、一方的な見方で、そうそう簡単に信じてはいけない、と言うよりむしろ疑ってと言うより、ひとまずはまずはまるで反対のことを考えて当たった方が良いのでは無いかとということを私は低周波音問題に関わることにより学んだ。
即ち、低周波音では専門家がこれ以下なら大丈夫という「参照値」以下で低周波音被害に遭っている人の方が多いのだ、というよりむしろ実際に低周波音で問題になったorなっている場合で「参照値」以上の"騒音"が出ているような場合は滅多にないのだ。因に沖縄の基地では明らかに「参照値」を越えていると言う希有な例だが、そうした場合にも何もなされない。
この「参照値」というのが今や設定者の意図とは別にかor反してかor意図してか、国(環境省)は「ガイドラインではないとか規制値では無い」とか言っているが、現実の行政・自治体レベルではこの「参照値」を規制値として援用し、現実の被害を「参照値以下なので問題無い」と切り捨てているようである。
もちろん、放射線に関してはチェルノブイリ事故という多くの犠牲者を出すような”人体実験”と言うより”人体本番”が有ったため、所謂、科学的知見を持ち得たはずである。しかし、今回は日本国が、「あれとは仕組みが違い、大丈夫」という原発に問題が有り、それは専門家をして想定外の事態といっているのであるから、これまでの大丈夫という被爆量を始めとするこれまでの原発、放射能に関する専門家の知識が本当に大丈夫な知識なのであるか素人が疑っても仕方ないのではないか。専門家こそ、それこそ冷静に判断すべきでは無かろうか。
”TVや新聞の大丈夫”に一方的に乗ってしまうのはかなり危険ではないか。後の祭りの時、専門家はもちろんもマスコミもだれも責任を決してとってくれるわけではない。事実、避難の範囲は広がり、室内待機から自主的避難に変わっている。原発付近の生き残った人たちは、折角津波から逃れたのに、放射能でやられては適わない。最初の時点で素早く逃げ去った人が大正解等と言うことにならなければ良いのだが…。
原発だけでなく専門家が太鼓判を押すような事こそ無知なる素人は”本能的に危機感を察知”したら、まずは一度は彼らの言うことを眉に唾を付けて見たほうが良いのではないかと、現実の低周波音被害が低周波音"専門家"によって否定されている低周波音被害者は考える。
科学はウソをつかないが、それに携わる人間はウソをつく。ウソといって悪ければ、自分の都合の良いように曲解する。
110318,110325
農産品から暫定規制値超える放射能「健康に影響ない値」
室内にいる牛の牛乳がダメで、どうして人間は室内にいれば大丈夫で、母乳も大丈夫なの???
改めて、科学の数値はどこまで信じて良いのか。特に人体の健康に係わる数値を.
最後まで読んでくれて有難う